今年シアタープラネッツは15周年を迎えることができました。
演劇鑑賞サークル時代も含めると18年目になります。
「演劇を創る人」と「演劇を観る人」、皆様がこの場所に集ってくれたからこそ、
ここまで続けてこられることができました。
15周年を迎えた今振り返ってみると、
私にとって3つの出会いがシアタープラネッツにつながっています。
ひとつめは鴻上尚史さんの戯曲との出会い。
彼の戯曲で描かれている世界は、当時高校生だった私にとって「人生とは?」「恋愛とは?」「生きるとは?」とさまざまな疑問を投げかけてくるショッキングなものでした。
早稲田大学を志したのも、彼の母校だったからというのが理由。
大学に入学すると大隈講堂裏テントや小劇場で繰り広げられる舞台に足を運ぶ日々。
次第に観るだけでは物足りなくなって、
照明や音響などの舞台裏のお手伝いをさせてもらうようになりました。
そして同時に、演劇をたくさんの人に観てもらいたいなぁ、と思うようになり、
大学で演劇鑑賞サークルを旗揚げしました。
ふたつめは、インターネットとの出会い。
旗揚げして大学の公認サークルという地位を得たものの、学生だけじゃなくてもっとたくさんの人に演劇を見てもらいたい、と思っているところに、インターネットが登場しました。
あのタイミングでインターネットという便利な道具が登場していなかったら、シアタープラネッツは間違いなく存在していなかったでしょう。
そしてみっつめが、演劇人の皆さんとの出会い。
私が出会ってきた彼らは、とても優しい目をした魅力的な人たちばかりでした。
だから彼らのために少しでも力になりたい、という気持ちがいつも根本にあって、
それが原動力になっています。
シアタープラネッツが、あなたの力になりますように。
これからもシアタープラネッツは「演劇の普及広報活動」を基盤に文化と芸術の支援活動を広げてまいります。
私たちの活動にご理解、ご協力いただき、変わらずご支援賜りますよう心よりお願い申し上げます。
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愛知県出身。早稲田大学卒。
早稲田大学在学中に演劇鑑賞サークルを立ち上げ、後にシアタープラネッツを設立。
現在、オフィスクシダ(櫛田行政書士事務所)の代表でもある。
東京入国管理局申請取次行政書士
東京都行政書士会著作権相談員
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